つぶやき...

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2007年8月7日(火) 土地探し

だいぶ間が開いてしまったけど、土地探しの続きでも書いてみましょうか(^^;

6月23日に書いた土地のハナシの続きから。この土地はすごく良い。冷静にじっくり考えてみたけどやっぱし良い。とりあえずN不動産に電話して買う気が有る事を告げ、詳細が決まったら真っ先に知らせてくれるように手配した。

しかし、この土地だけに熱くなって盲目的になってはいけない。他の土地も探してみる。ガレージ探しの時に好印象だった不動産屋に行って土地探しの件を相談してみる。紹介された土地を見に行くが、特に個性の無い土地ばかりだ。いや、ま、それが普通なんだろうけど。

スーパーが近いとか、コンビニが近いとか、大通りへのアクセスがどうだとか、そういう立地条件はそれぞれ違うんだけど、四角い土地で両脇が隣の家で裏も隣の家っていう普通の土地が多い。せいぜい角地かどうかってくらい。

他の土地を数多く見れば見るほど、やはりあの三角変形地の個性が際立つ。やっぱしあの土地が欲しい。「ここで良いかな」っていう消極的な選び方ではなく、「ここが欲しいっっ!」って言わせるだけの良さが有る。

再びN不動産に出向き、三角地の詳細進展具合を聞いてみる。が、ここで問題発生。 300坪くらい有りそうな畑全部を某建築組が一括買い上げで住宅展示場と建売住宅と分譲地を作りたいとのハナシが出ているそうで、それもそのハナシは私がハナシをしたのと同じ日に別の営業マンがハナシを出したらしく、同日のダブルブッキングとなってしまったわけ。これはまずい。そもそも詳細が決まってない土地だ。一括買い上げの企業パワーに貧乏個人が適うハズも無く...(ioi)

涙ながらに引き下がる事に...また一から土地探し開始となってしまった。ひゅるるるる〜。


2007年8月9日(木) 土地探し 続き

別の不動産屋に紹介された土地を見ても、やはりあの三角変形地の個性には程遠い。欲しいと思わせる土地が無い。気長に探してみるか? 気長に探すと茶太郎納屋への居候期間が延びるわけだが(笑)。

そこへN不動産のジイさんから電話。どうやらあの土地のハナシは私の方が僅かに早かったらしく、某土木建築組との交渉に私への考慮を加えてくれたらしく、三角変形地の角部分だけを私に、そして残りを一括して某土木建築組が買い上げる、という方向にハナシをまとめてくれたらしい。

ぶらぼーっ! N不動産のジイさんっ!(^o^)



が、地主との交渉で価格が流動中。イマイチ価格がハッキリしない。しかし、多少高くても「欲しい」と思わせるだけの魅力がこの土地には有る。とりあえず、「買う気満々」と伝えて地主との交渉をN不動産のステキなジイさんに任せた。


2007年8月10日(金) 土地

さて、とりあえ「買う気満々」と伝えておいたのだが、土地のサイズや価格がイマイチはっきりしてない(^^; それが徐々に判明してきて、サイズは都市計画の区画整理事業に縛られていて52坪くらい、価格は相場より2割くらい安い...?

その土地は↓こんな土地。マジックで書いてみた(^^;



土地のサイズは南北に22メートル、東西に16メートル、北側の辺は4メートル。南北22メートルの長さが面白い。 北側は川と道路でずーっと先まで見通せる。川の向こう側は道路が有ってその先が民家。つまり東側は、道路>川>道路>民家 となっている。この広々感は北東や南東側にも広がっている。西側は道路を挟んで民家。南側は今回の分譲で売り出された隣地となる。

この強烈な個性の土地どう生かすか? 無限大のアイディアが浮かんでくる。この土地の簡易図面を持って某建築事務所に行ってみた。


2007年8月13日(月) バトル開始

某建築事務所に要望を伝え、プランの作製をお願いした。この建築事務所は、内外装共に独特のデザインで強烈な個性を持っている事で有名。独特の空間デザインは他に無い。ちょっと高いとのウワサも有るが、真相は不明。面白い建築物を建てる為に燃えているような、超個性派の建築事務所だ。この建築事務所が作った建物は、トイレに入っただけでタメ息が出るようなステキな空間を創造する。どんな空間を創造してくれるのか?

そして、それとは別にガレージハウスを前面に出してアピールしている某工務店にもプランニングをお願いした。社長がバイク好きでハーレーに乗ってるようで、単なる「車庫」ではなく整備工場のようにしたい私の気持ちを伝えるのに苦労は無い。クルマ好きやバイク好きの気持ちを理解している社長や社員、そしてデザイン設計は若い女性。女性ならではの気遣いの居住空間、そしてクルマ好きの気持ちを加えたガレージが出来るカモしれない。

もう一社、組合方式で家を建てるという某社にもプランニングをお願いしてみた。こちらは工務店や設備屋の集まりで組合を作り、設計を行う会社と、そこから組合員に工事を発注する方式で成り立っている。工事の原価+その6%がプロデュース料となり、組合員の下請け価格や設備の仕入れ価格に対して6%のマージンを加えただけなので格安となる。っていうのが売り。本当に安いのか?

以上、建築事務所、工務店、組合、の3社でバトルが始まった。


2007年8月13日(月) メール消失

本日、21時〜21時35分頃までの間、私にメールを出したヒトはいますでしょうか? 受信BOXが9999を超えてしまい、9999を超えた分が消失してしまいました(^^;;;

ゴミ箱行きにならずに受信BOXに入ろうとしたんで、ちゃんとしたメールだったハズ。誰だろう? 不安。(^^;



2007年8月16日(木) リフト?

掲示板でいろいろ話題になってますね。実は私、リフトを入れるつもりは無いんです。

まず、今までロドスタを各部バラバラにしてきて、どうしてもリフトが欲しかった作業はたった一つしか有りません。それはミッション脱着。クロスミッションを組んだ時にどうしてもリフトが欲しくて借りました。それ以外はデフもドライブシャフトもプロペラシャフトもエンジン脱着もサスアーム全バラブッシュ交換も、すべてジャッキとウマでやってます。インプレッサの足回り交換やタイミングベルトとウォータポンプやオイルシールの交換もすべてジャッキとウマです。

で、パンタリフトとかドライブオンリフトとか、いろいろな意見が出てますが、それらのリフトって軽作業向けなんです。むしろ重作業ならジャッキとウマの方が楽なくらい。本当にリフトが欲しい重作業がやり難いパンタリフトやドライブオンリフト? は私は要らない。

では、二柱リフトなら良いのか? 先に書いたように、過去に二柱リフトが欲しかった作業はミッション脱着だけ。それ以外は二柱リフトは必要無い。必要無いのにドアを開放出来ない邪魔な柱が2本常時存在するわけ。普段は邪魔以外のナニモノでもない。 地下埋め込み式の二柱(って言うのか?)だったら理想的なのだが、それでも地上のアーム部分は邪魔なのと、コストが異常に高くなってしまう事、などを考慮すると、「リフトは要らない」の結論になるのである。

というわけで、私はリフトを入れるつもりはまったく無いのです。


2007年8月18日(土) 初プラン登場

3社の建築屋にお願いした内容はすべて同じ。1階部分は全部ガレージ(笑)。生活空間はすべて2階。イメージとしては、ガレージの上にワンフロアのマンションを載せたような感じ。部屋数は要らない、1LDKでOK。収納は大きく。その他ちょっとした細かい事。 同じオーダであの特殊形状の土地にどんな間取りを書いてくるのか? 印象的だったのは、某1社は 「この土地は面白いですね」 と言ったが、その他2社は 「この土地は非常に難しい」 と言っていた事かな。


そして最初にプランニングをお願いした建築事務所のプランが出来たので見に行く。

# このハナシは実際よりも遅れて書いてます。だいぶ追い付いてきたけど(^^;


で、そのプランを見る。

......。

言葉を失った。意味が解らない(笑)。 広大な1階部分の約半分を玄関へのアプローチとポーチと玄関ホールで使用。残された半分にロドスタのガレージが。そして行き場を失った銀プレッサとロゴが外に半分ハミ出すという恐るべきプラン。ナニ考えてんだ?(^^; 黄砂の雨が降ったらクルマの前半分だけ黄砂水玉模様になっちまうじゃねぇか! 雪が降ったら前半分だけ雪が積もるだろっ!

が、しかし、2階の生活空間部分の間取りは素晴らしいセンスで書き上げられていた。生活の動線やその場の空気感や視線の先に有る物、風の流れまでも考えられている。

細かい部分を突っ込むと、その場でサラサラっと新しい図面を書いてしまう...のだが、1階ガレージ部分は突っ込みを入れてもサラりと流されているような?(^^;; クルマがハミ出すガレージは有り得ないんですけど?(^^;;;; このヒト、クルマとかガレージとか、どうでも良いんだな。美しい玄関アプローチから広大な玄関ホール、階段を上って視線に飛び込む大きなリビング空間とその視線の先にある窓と外の風景、そんな空間を思い描いていて、クルマとかガレージは眼中に無いって感じ。

無論、激しくダメ出しをして帰ってきた(笑)。2階は良いけど1階を全部書き直してもらう事にする。

こうなると、ガレージハウスの提案を前面に打ち出している某工務店のプランが楽しみだ。その工務店の事務所には「ガレージライフ」や「ガレージのある家」などのガレージ系の本が大量に置いてあった。ガレージの意味を説明する必要が無いだけでも楽だ。まさかクルマがハミ出すガレージは書いてこないだろう(笑)。


2007年8月20日(月) 工務店プラン登場

インナーガレージハウスを得意としている某工務店のプランが出来たとの事で、さっそく見に行く。 1階ガレージ部分はバイク好きの社長やクルマ好きの社員の意見を参考にデザイン。2階部分は女性建築士のアイディアが詰まっている。全体のデザインもこの女性建築士がまとめている。

で、プランを見る...。

......。

ロドスタガレージは文句なく広い。他のクルマもハミ出すような事はないのだが...。実際に毎日車を使うヒトの動線をまったく考えてない。南の端に階段ホールで2階が玄関。北の端に普段使う車、ど真ん中にロドスタガレージ。クルマから降りたら、北の端から道路に出てずーっと歩いて南端の階段ホールまで歩く。雨降ってたら最悪。または、ロドスタガレージの中を通れば雨にぬれないが、カギのかかったドアを2回通る事になる為、非常に面倒くさい。

2回部分。これまた幼稚な間取り。凸型の家になっているのだが、良くある四角四面の家の部屋パーツをバラバラにして、三角変形地に建てられる形状に並べ替えただけ。西日が当たるベッドルームの東側に朝日が当たるクローゼット(笑)。ベッドルームを出るとなぜかキッチンの裏。ベッドルームからトイレに行くには、キッチン裏からダイニングテーブルと壁の僅かな隙間を縫うように歩き、リビングを大きく回り、遥か彼方のイスカンダルにトイレ。リビングの風抜けも悪そうだし、あまりにも幼稚なプランで泣けてくる。

つまんねー。シロートくせー。幼稚だなー。考える余地も修正の余地も無く、瞬間的に却下決定(笑)。

オレ:「このダイニングにダイニングテーブルを置いて、リビングテーブルとソファを置いて、寝室からトイレに向かって歩いて見てください。」

建築士:「あ...」

これだけでこの建築士は言葉を失った。

詳細な突っ込みを入れ、もう一度やり直すように伝えた。要するに今回も激しく却下(笑)。



さて、3社目のプランはどうなるのか? 非常に真面目でキメ細かいメモを取りながら話を聞いてくれた3社目、実は話をしたのが最後なので、かなり具体的な希望を細かく伝えてある。事前の打ち合わせでは一番濃い内容だった。希望通りのモノは出来るのか?


2007年8月25日(土) 車載ビデオカメラ

耐久レース第2戦の時に、ホッピー2号車に車載カメラを搭載した。 この映像を見るととても面白い。同じ車を3人のドライバが走らせるわけで、ライン取りなど全く違うのが良く分かる。

車載カメラの映像を見る機会っつーのはいっぱい有るし、Fire号にカメラを積んだ事も有る。しかし、車もカメラもカメラアングルも、すべて同じまま複数のドライバが走る映像ってのは始めて見た。

2号車は14秒〜16秒台とドライバによるタイムのバラ付きが大きいので走り方が違うのは当然だと思う。ところが、1号車のドライバ3名はほぼ同タイムで走る。2号のビール監督もほぼ同タイムだ。では、この4名がほぼ同じ14秒台で走ったとして、たぶん、走り方やラインは全員違うのではないか? ドライバ会議で話すラインも微妙に違う。比べてみたい。

2号車に積んだビデオカメラはDV方式だった。最近はDVDやSDカードなど、記録メディアが多彩だ。車載に最適なメディアってナニが良いのでしょう? 私的にはSD方式に魅力を感じる。PCとの親和性が良いし、ハードサスの振動でも機械的駆動部分が無いので壊れにくそう。 DVDは振動で書き込みエラーしないのかな? 

車載ビデオを活用している皆さん、どんなメディアを使ってますか?


2007年8月27日(月) 組合系プラン初登場

前述の2社のプランがあまりにも酷かった為、思いっきりダメ出しをしたわけだが、待望の3社目のプランである。事前の打ち合わせでは非常に濃い内容のハナシが出来たし、3社目だけあって前2社の打ち合わせで浮かんだアイディアなども盛り込む事が出来た。担当者は、過去の見学会などでもハナシをした事が有るし、今回の印象も含めて非常に誠実で真面目なヒト。 良くも悪くもトヨタ的って気もするが(笑)。

で、出来上がったプランを見る。CGを駆使した立面図や内観も3D表示。詳細なCAD図面に各設備の詳細から工法の説明まで入った完璧なプレゼン資料。さらに超詳細な金額見積もりまで揃っていた。ここまで完璧なプランニングと見積もりは過去2社には無い。スゴいっっ!





...のだが....(--#


その間取りプランそのものが....。驚異的に酷かった(笑)。つか、ここまで酷いと笑えねー。

南北に長い建物、北側に水周りを集中。南側がなぜか寝室で、その寝室の西側にクローゼット、なぜか寝室の東側にバルコニー???? 水周りと寝室に挟まれた真ん中がLDKなのだが、東西に長細い狭いリビングで窓は東側。

涙が出そう。この長細くて狭いLDKにダイニングテーブルを置くと、階段から上がってダイニングテーブルのスキマをすり抜けて一番奥に狭くて暗い窓の少ないリビング。どういうわけか寝室に付いているバルコニーはリビングからは見えないし使えない。なぜ寝室にバルコニー???? このバルコニーでナニをするのか? そして寝室から上に登るロフト。 寝室からはロフトやバルコニーとクローゼットという様様な空間を利用できるのだが...そんなに寝室を充実させて、狭くて暗くて細長いリビング...???? うーむ....泣けてくる。

言うまでも無くエキサイティングに却下。 しかし、この担当、ダメ出しをしにくい人柄の良さを感じてしまう(^^;;

だが、あえて弁護するなら、価格は「組合方式で安い」と言うだけのことはあって、確かに安かった。まだ某工務店の詳細な価格見積もりは出てないので何とも言えないのだが、設計事務所のプラン(暫定大雑把見積)より数百万円安いカモしれない。

とはいえ、こんな酷いプランに金を払うつもりなどない。白紙に戻してやり直してもらう。他社プランを見せようか、どうしようかと思ったのだが、担当は「いや、もう一度やらせて下さい」 と言う。そうかそうか、ならば自由にやってくれ。とりあえず、クルマが出入りする方向だけ指定して、自由にやり直してもらう事にする。ダメ出しはするし、希望は伝えたが、あえて私の注文は出さない。


三社三様の酷いプランを見たわけで、当然ながら幻滅。プロのデザインってこんなモンなのか? 所詮、ヒトゴトとして設計するわけで、施主の生活の事なんか知ったこっちゃ無いのか?

例えばプライベータが自分でエンジンを組むのと、プロが仕事としてお金をもらって組むエンジンは違う。 プライベータはポート研磨に100時間かけるが、プロが仕事で組むなら10時間しかかけない。プロが本気で作ったエンジンはスゴいカモしれないが、プロが仕事で作ったエンジンはプライベータが自分の為に無限の時間をかけて組んだエンジンには適わない。

そうか、そういう事か。プロの建築士のデザインなんて所詮そんなモンなのかもしれない。 所詮仕事だから時間はかけられないモンね...。 いやいや、オレは建築や間取り設計に関してはシロートだ。オレが考えた間取りよりはマトモなモノを作ってくるだろう? 今回選んだ3社がダメなだけ? 更に他社も探してみるか? 建築3社と不動産屋と銀行と、毎週休みの度にグルグル回ってるオレはすでに限界。

思考回路が激しく混乱。 どーしよー。 更に他社と相談するか? 3社の第二プランを待つか?

そうこうしているウチに最初の建築事務所の第二プランが登場する。


2007年8月31日(金) 構造

1階部分が全部ガレージで、2階が居住空間、という特殊な構造になる家付きガレージ。1階部分の構造をどうするかがキモ。

建築事務所: 1階部分を鉄コンキンクリートRC構造の高床、2階を木造

工務店: 1回部分を重量鉄骨、2階を木造

組合: 木造在来工法

という具合に、3社すべての構造が分かれた。建築事務所は「RCでも木造でもできるけど、RCの方が安いと思う、逆転したとしても誤差程度。RCの方が自由度が高く、広大な空間を作れる」 と言う。他社は 「RC高床はコストが高い」 と言う。 確かに、高価なRC高床の上に高価な木造平屋建てを載せるようなモンなので、コストは高そう。しかし、建築事務所は「そんな事は無い」と言う。

さて、3社の第2プランと、それぞれの構造、そしてコスト計算はどうなるのか?


[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]
Akiary v.0.51