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2014年12月2日(火) 北海道ツーリング_8日目(10/22)

アイヌの宿で朝6時前に起床。夜明けと共に自動的に目が覚めるリズム(^^;



昨晩とは打って変わって気持ち良く晴れた朝日。外気温度は5度。



そこに温泉が有るなら朝から入らずにはいられない! 昨日は真っ暗で外が見えなかったけど、屈斜路湖の美しい眺めがフロから楽しめる。



フロの窓からの展望。気持ち良いっす。




朝飯は洋食と和食の選択式。和食を頼んだら、ザ朝飯って感じのヤツが出てきた。特に北海道っぽいとかアイヌっぽいってのは無いなーって思ったら、焼鮭みたいに見えるのは屈斜路湖で採れたヒメマスだとの事でちょっと嬉しい。大変美味しく完食させて頂きました(^^)




丸木舟 全景。コタン温泉露天風呂のすぐ隣です。下が食堂、上がプチホテル。食堂はアイヌ民族料理とか食ってみたいメニューがいっぱいでした。今後、この記事を検索で引っ掛けてきた人の為に情報を書いておきます。部屋はとても綺麗、部屋の価格は確か7000円くらいだったと思うけど、湖側と道路側で1000円違います。温泉は混浴屋内のみ、24時間入れるとても良いお湯です。 夜の食事はジンギスカン。ホールにビール自販機有り。オーナはオーディオマニアと思われる。館内はアイヌ感満載で異国情緒を楽しめます。


道路から見た感じはコレ。



アイヌ感満載です。


宿を出てすぐ隣にコタン温泉露天風呂が有る。有名な温泉なので歩いて行ってみる。

が、ナニやら徹底的に本格お掃除中。聞けば2〜3時間掛かるとの事。マジか? とりあえず諦めて出発。屈斜路湖 和琴半島へ向かう。



屈斜路湖 和琴半島の紅葉と屈斜路湖。美しい。水も綺麗。魚がいっぱい見える。はぁ〜、ため息が出る美しさ。




和琴半島露天風呂。 混浴。が、コレはほぼプール(笑)。 すぐ近くが遊歩道だったり駐車場だったり、もう丸見え。肝心のフロはコケが生えて水草が繁殖して緑色でヌルヌルしてる感じ。葉っぱやゴミが大量に浮いたり沈んだり、とてもじゃないけど入る気になれなかった。気持ち良さそうには見えず、ココに入浴するのはほぼ罰ゲーム状態だろ?(^^;




今日はのんびりする事に決めてるので、紅葉を楽しみながら遊歩道を散歩する。




葉っぱをカサカサと踏みしめながら歩く。すぐ隣が屈斜路湖です。この遊歩道沿いに自噴してる温泉が点在しているようなのでソレを探しながら歩いてます。



遊歩道の下に小さな建物が見えてきた。看板も表示もナニも無い。



和琴温泉共同浴場@混浴です。建物の中に脱衣スペース、すぐ脇が湯船。湯船の底からお湯が沸いてる? ほとんど管理されてないので湯船の底は湯の花や泥がいっぱい。温度は丁度良いけど入る気になれず(^^;;



置いてあったノートに台湾人の書き込みがいっぱい有った。 全国からの日本人の書き込みももちろんいっぱい有ったけど、台湾人とタイ人の書き込みが目立ったなー。




共同浴場を出て更に半島の先に向かって歩く。紅葉が本当に綺麗。



遊歩道からロープを伝って崖を降りると...




名も無い露天風呂。本当に勝手に沸いてる源泉が溜まっただけ。湖の水と同じ高さ。 ここも葉っぱがすごくて入る気にならない(笑)。夏場なら勢いで入れそうだけど(^^;



いやぁ、D700(1眼レフ)持ってくれば良かったなー。P7000(コンデジ)しか持ってないよー。




屈斜路湖 奥の湯 です。これも勝手に沸いてる温泉が溜まってる。葉っぱ満載で入る気になれず(笑)。



和琴半島の先端に到着。ナニこの美しさ。 そしてこの絶壁の下に温泉が沸いてる。オヤコツ地獄温泉。 猛烈な風&亜硫酸ガスの匂いがすごい。 足場もぬるぬるの粘土質。 この絶壁を降りるのは死を覚悟する必要が有るぞ(^^; しかし、こちらのおねいさんはこの絶壁を降りたのか?(^^;;;;


絶壁チャレンジは却下して遊歩道を戻る。 朝お掃除中だったコタン温泉に寄ってみるが、まだ掃除してた。ホントに2時間以上やってる(^^; コタン温泉は入りたかったんだけど諦める事にする。

コタン温泉から湖畔を北上、池の湯、砂の湯、などを通って川湯温泉方面へ。硫黄山が豪快に噴気を出している。ちょっと硫黄山に寄ってレストハウスでメシでも食おうかと思ったら、駐車場が有料。うーん、大した用も無いので入らずに撤収。

結局屈斜路湖畔ですべての温泉で撃沈したので、硫黄山近くのホテルパークウェイで温泉に入る。




湯船のフチに大量の堆積物が積もってる濃い温泉。フルオープンで走った後の温泉はホントに気持ち良い。


温泉で温まって再びフルオープンで走り出す。



摩周湖の展望台駐車場に到着。 NSXが停まってた。ちなみに北海道に来てからNSXをいっぱい見てる。逆に輸入車が極端に少ない。輸入車ディーラが少ないのか? 金持ってるヒトが輸入車を買わずにNSXとか国産の高価格車を買うのかなー? NSXは目立つけどクラウンとかレクサスとか気付かないだけでいっぱい走ってるのかな?




ちょー良い天気です。 中央の山が硫黄山、その向こうにちょっとだけ屈斜路湖が見えてる。


年間を通して霧に包まれて見えない日が多いという霧の摩周湖、この日は綺麗に見えました! 深い青色の湖面です。 美しいけど、風が強くて寒いっ! 車から降りると超寒いっす(^^;


摩周湖から国道391号を通って釧路湿原方面へ。釧路湿原付近で休憩&ツーリングマップルとWebを駆使してキャンプ場を調査する。営業してるかどうか、テントサイトでの焚き火の可否、などを調べ、念の為に電話で確認。やはりこの時期は事前調査が大切。屈斜路湖畔でキャンプ場全滅で学習した(^^;




キャンプ場が決まったので、一旦釧路市内まで行って買出し。

食材を買い込んで再度国道391号を釧路湿原方面へ。沈む夕日と美しい夕焼けを横目に見ながらシラルトロ湖に到着。

芽沼温泉併設のシラルトロ湖キャンプ場で受付。500円くらいだったかなー? すでに薄暗い中で早速テントを張ろうかと荷物を広げてたらナニやら気配を感じる?? ふと見るとテントサイト内20メートルくらいの距離で立ち止まってる3頭の鹿。フルサイズが2頭とミニサイズが1頭。こっちを見てる。LEDライトを照らすと6個の目が光ってる(^^; ずーっと見てたらそのまま立ち去った。




テントを張ってテント内を快適にセッティングしたら、真っ先に火を起こす。ツイッタで教えてもらったサッポロの限定品、富良野 VINTAGE CLASSIC を飲む!




ホタテを丸ごと焼く! フタが開いたら隙間からナイフを突っ込んで貝柱を切断、上蓋を取ってバターと醤油。うひょーっ! コレが美味くないわけないでしょーっ!! (^o^)



北海道でどうしてもやりたかったのがコレ。ホタテと毛蟹の焼きはどうしてもやりたかったの! ヤバい、美味い。香ばしい。



サイドテーブルに置いた温度計はついに0度! でも風が無く穏やかなので寒くない。



蟹味噌と足の肉を混ぜて焼く。コレはうめぇ(ioi)




トドメは海鮮鍋。 コレを煮込みながらシシャモ珍味を食う。

その時、左ナナメ後ろでナニか気配を感じた。ふと見ると猫がオレのシシャモを食おうとしてる。おいっ!コラっ! って叫んだけどまだそこにいる。コイツ、ヒトに馴れてるな? 食おうとして引っ張ってたシシャモ1匹はそのまま進呈した。 猫ってホントに魚好きなのか。100万年の進化の過程で猫が魚を採って食う事は無かったと思うんだけど、なんで魚好きなんだろう?




星空が素晴らしい。昴が良く見える。あぁ、そうか、明日は10月23日、新潟県中越地震から10年だ。街中が停電して真っ暗だったあの日も昴が良く見えたっけ。10年前も同じ位置の昴を見てたんだなー。




燃やすモノが山ほど有るので焚き火が楽しい。

あおおおぉぉぉーーーーーん...ひひひひひぃぃぃぃ〜っ

と、ナニか動物が叫ぶ声が聞こえる。なんだろー? 鹿かなぁ?(^^;





テント内に入ってランタンを点火しようとしたが、低温過ぎて着火しない。ライターであぶってガス圧を上げようとしたらライターも点火しない。 こんな事もあろうかと思って持ってきた寒冷地仕様のパワーガスに交換したら一発着火。持ってきて良かった。

21時頃、併設されている温泉に行く。大量の源泉がドバドバ欠け流しの良い温泉だった。

テントに戻ってツーリングマップルを見ながら明日の予定を考える。外気温はマイナス1度。ランタンを消せばテント内はかなり寒くなるだろうな。 覚悟を決めて消灯、防寒対策満載で就寝...。









2014年11月28日(金) 北海道ツーリング_7日目(10/21)


深夜は強風+大雨だったが、比較的暖かい朝を迎える。6時前に起床。 テント内は10度と暖かい。



霧に包まれた朝。広いキャンプ場に一人なのに土手際の端っこにテントを張ったのは強風を避ける為。テントを張るときはいつも風と朝日の向きを考えている。ちなみに野良キャンプの場合は水が上がってこない場所、落石や土砂崩れに巻き込まれない場所、なども考慮する。川沿いの場合は上流のダムの有無も調べる。



早朝から営業している白銀荘の風呂に入る。



ほう、コレはなかなか良いフロだ。 大量の源泉がドバドバ掛け流し。お湯はクセが無いが温泉らしい感じの良いお湯だ。サウナも有るけど朝からサウナはキツいのでやめておいた(^^;



露天風呂も良い。 誰もいないので撮影させて頂いた。 いあぁ、コレは気持ち良い。


ガッツリと温泉を堪能してテントに戻る。ここで冷たい大雨が降り始める。 テントの中で考える。うーん、この雨の中で撤収するのヤだなー、このまま連泊しちまおうかなー、でもここで連泊してもフロ入る以外にやる事無いしなー、でも一日ボーっとしてるのも有りだよなー、白銀荘に泊まるのも有りかなー...激しく葛藤中。


霧の中。

しかし、天気が良いのならボーっとしてるのも楽しそうだけど雨の中でテントに引き篭もってても意味無いので、撤収する事にする。 今回使ってるテントはモンベルのムーンライトテント3型だ。コレは雨の時はフライシートとフレームを残したままインナーテントを先に仕舞う事ができる。つまり、フライシートの中でほとんどの撤収作業を済ませられるのです。 全部片付けて、最後の最後にフライとポールを畳むだけ。 で、運よくフライを畳む時だけ雨が止んでくれた。嬉しい。



帰り際に、昨日暗闇でよく見えなかった吹き上げ温泉を偵察。星空に包まれた素晴らしい温泉でした。


吹き上げ温泉から上富良野に戻り、国道237号を北上、旭川方面へ。旭川市内でレッツノートを起動して業務関連メール処理。 そして旭川ラーメンを食いたいのでラーメン屋を検索。近所に熊っ子ラーメン(本店)を発見。




これが旭川ラーメンだ! と言えるヤツを食いたい、と頼んで出てきたのがコレ。醤油&縮れ麺にコーンとバター。美味かったよ!(^o^)





旭川市内で旭山動物園の看板を目撃。そっかー、旭山動物園って旭川だったのかー。飛行場から近いんだねー。いつか行ってみたいんだよなー。でも今日は寄る気になれないなー。




レンズの画角の関係で解り難いんだけど、ずーーーーーーーと続く直線道路。ナビで見てもずーーーと定規で引いたように真っ直ぐな道路。北海道っぽいね。

国道39号線石北峠を通って北見市方面へ。気温5度、キリ。 無給油地帯が長い。コレはKDXだったらガス欠する自信が有るぞ(^^;;;;



北見市で給油。260Km/19.4L で燃費は13.4Km/L 。新潟を出た時より気温がかなり下がってるのでタイヤエアチェック。ほんの少しだけエアを足す。オイルも減ってるけどロアレベル以上なのでもうちょい引っ張る事にする。


北見から美幌峠を通って屈斜路湖方面へ。美幌峠は視界10メートルくらいの濃霧。ホントなら素晴らしい展望らしいけどナニも見えない。

美幌峠を越えて屈斜路原野に到着した頃にはほぼ真っ暗になる。予定してたキャンプ場に行ってみると営業終了。げげげのげ。 近くのキャンプ場もダメ、ちょっと離れたキャンプ場も全部ダメ。ヤバい。国定公園の中だし野良キャンプはマズい気がする。 検索して見つけたライダーハウスは経営者死亡により閉館。マジかー。 その他のライダーハウスは事前予約が必要とか、もう近辺は全滅。

屈斜路原野にて路頭に迷う(^^;;

さて、どうしたモンか。野良キャンプ強硬か? 川湯温泉まで移動するか...? と、考えながら路肩にクルマを停めて検索してたすぐ左側...

「 プチホテル 食事 宿泊 日帰り温泉入浴 」

の看板を発見。 コレは? 渡りに船ってヤツでは?怪しげな雰囲気プンプンなんだが? この際気にしない、 多少高くても良いか、えいっ! と店に入ろうとしたら入り口が閉まってる...(ioi)

が、良く見ると宿泊希望者は裏口から入れる? ナニこのシステム?(^^; 裏から入ると、そこは異国情緒満載の異空間。



アイヌ民族が経営するアイヌの館だった。 で、ここに泊まる事に決定。



妙な装飾が多い部屋、シシャモ珍味の残りなどを摘みながらサッポロクラシックを飲む。



天然温泉掛け流しの混浴! に、オレ一人で入る(笑)。宿泊者はオレ一人(^^;

しかし、このお湯がまた良い! ちょっと油臭がする珍しいお湯。新潟では油臭のお湯は多いけど、それとはちょっと違う。他に経験の無いお湯だなー。コレは良い湯だ。


フロの天井の照明がコレ。アイヌデザインなのかなー。



夕食はアイヌ民族謹製のジンギスカン。石鍋で焼く。 松崎氏が作ってくれたヤツは違う趣向が面白い。 ビールはやっぱりサッポロ。どこへ行ってもサッポロしか出てこない。 でもコレで良い。地のモノを楽しみたい。沖縄に行ったらオリオンビール、タイに行ったらシンハー、北海道ならサッポロ。



外は冷たい雨と風。

昨日の夜とは違う、今日は何の不安も無い快適なホテルの部屋。なのにナゼか上手く寝られない...。 暖かい部屋でオフトゥンで寝るのが難しい...(^^;;

自販機でビール買って酔っ払って寝る事にする...。明日はどこへ行こうか?











2014年11月27日(木) 北海道ツーリング_6日目(10/20)


ドーミーイン苫小牧で朝を迎える。 早朝から天然温泉風呂に入って目を覚ます。



カルシウムとナトリウムが濃い感じの温泉。何度でも入りたくなるとても良いお湯だった。

朝メシは無しで10時に出発。国道36号を通って再度ウトナイ湖へ。 昨日の未練が有ったのでウトナイ湖に寄る。昨日食いたかったけどガマンしたヤツを食う。


コレだ。ホッキ寿司。苫小牧と言えばホッキ貝との事で、大野商店の社長さんからも『ホッキ貝を食え』との指令が出ていた。コレが美味いっ。味噌汁も美味い。大満足の朝メシ。



容器を返しに行って寿司屋のおねいさん&大将と会話。新潟から来た、昨日も来た、昨日はガマンしたこの寿司を食いたくて今日も来た、などの会話をする。やたら嬉しそうな大将とおねいさん、旅の思い出に写真を撮らせて下さい、と頼んだら快く応じてくれた。



気温は20度超え。この日は札幌や苫小牧地方は 『暑さ厳しい』 との気象予報が出てた。オープンカーやバイクにとって最高の気持ち良さ!(^o^)

ウトナイ湖を後にし、千歳空港を発着するヒコーキを眺めつつ国道36号線を北上、国道337号を陸上自衛隊基地を横目に走る。北海道は陸上自衛隊基地がすごく多い。

国道274を東へ。続いて国道452号(夕張国道)を夕張方面へ北上。このあたりから小雨が降り始める。桂沢湖で『キノコ汁』のノボリ旗を見て止まる。駐車場でレンタカーに乗ったタイ人?カップルに会う。楽しそうにEOSで写真撮ってた。


桂沢湖。レストハウスはすでに営業終了。



キノコ汁の店だけがテントで営業中。 この旅ではコンビニ弁当などは食わないようにしている。たとえ簡単な昼飯でも地のモノを食うように心掛けている。というわけで、このキノコ汁を食う。



あ゛ぁぁぁぁぁぁ〜、しみじみと美味い。味噌の味が心に沁みるよ(^o^)


味噌汁屋さんの兄さんにすごく美味かったと伝える。私が感じた喜び、それを与えてくれた人に対して素直に感謝の気持ちを伝えるようにしている。ありがとう、美味かったと。それでお互いに気持ち良くなれると思うんです。そしてその会話は旅の思い出になる。

で、この桂沢湖からどこをどう走ったのが記憶に無いのだが、記憶と写真はここから上富良野にワープしてる(^^; マジでどこ走ったんだろう?(^^;;;;;

上富良野の町で買い物を済ませたいのだが、スーパーらしきモノを発見できないウチに街を抜けてしまった。あかん、この街で買い物を済ませないとマズい。 引き返して小さな食料品店に寄る。


バイクツーリングでも良く有る事なのだが、こういう店では夕食にナニを作るつもりでナニを買うか非常に悩むのですよ(^^; 店のオッサンお勧めの自家製ジンギスカンを目の前でスライスして特性タレに漬けてくれたヤツと野菜を買う。

そしてスタンドで給油。288.9Km走って22.0L、燃費は13.1Km/Lくらい。給油して国道237号を北上、すると超大型スーパを発見(^^; ここに寄る。900円くらいんの防寒着を買って、他に念の為の食料など買い足す。



そろそろ薄暗くなってきた16時過ぎ。ここから十勝岳方面に突き進む。天候は曇りだが、今後の天候はかなり怪しい。気温は10度以下に下がった。



ハッキリ見えてきた十勝岳は上半分に雪が積もってる...(^^;;;;




吹上温泉 白銀荘キャンプ場に到着。 キャンプ場の営業はほぼ終了で水は出ないし炊事場も閉めちまったとの事。それでも良ければ無料で良いよと。 フロントのオッサンは明日は雪だろうと言ってる(^^;;



もちろん誰もいないキャンプ場、小雨が降る中でテントを張る。気温は10度くらい。



テントの中は幸せな暖かさ。大野氏からお土産にもらったシシャモ珍味を食いながら札幌冬物語を飲む。



外は10度でもテント内は20度。あぁ、心が休まる。バイクやロドスタのツーリングではこれが一番幸せを感じる瞬間カモしれない。ぼーっとしていたいゆっくりとした時間の流れです。

かるーくビールを飲んで落ち着いた所ですぐ近くの秘湯へGo!



吹上の湯です。コレが超絶最高っ! さっきまで降ってた雨がウソのような満天の星空と心地良い風。ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、脳が溶けていく。オレの温泉巡りの中で過去最高クラスの気持ち良さ。


この温泉にいたのは富良野から来た常連のオッサンのみ。暗闇でオッサンと会話。いろいろ楽しい話を聞かせてくれた。

この風呂から上がる頃には雲が出て風も激しくなってきた。湯冷めしないようにさっさとテントに戻る。



風雨が激しいし外は10度くらい。予定してたジンギスカンは無理なので、念の為に買っておいた おでん を食う。


十勝岳の山奥なのにauの3Gが入る。PCを起動してメールチェック&返信など。ツーリングマップルを見ながら明日の行き先を考える。そして外は大雨&強風に。 フライシートを固定するペグを追加して強風に備えた。



テント内は20度。 小学生でも寝ない20時30分過ぎに落ちる...。 ランタンを消せばテント内は10度以下になる。ダウンシュラフに潜り込んで今日が終わる。









2014年11月25日(火) 北海道ツーリング_5日目(10/19)


ススキノのホテルに泊まって朝を迎える。




バイキング形式の朝飯を食う。特に北海道らしいモノも無かったので洋食風にまとめてみた。




駐車場で始業前点検。オイルがちょっと減ってるけど問題無い。 朝から快晴なのでフタを開けて走り出す。

早々に荷物をまとめてホテルを出て札幌市内で給油。303Km/23.9Lで燃費は12.7Km/lくらい。高速道路を走った距離が長いけど下道と変わらない。


札幌から国道を通って千歳方面へ。千歳空港の傍を通って苫小牧方面へ。千歳空港を発着する飛行機が国道の上をバンバン横切っていく。




苫小牧付近でコインランドリーを発見。そろそろ洗濯したい。ここでのんびり洗濯する。ついでに床屋さんに行きたかったのだが、近辺に床屋さんや美容室を発見出来ず、散髪はあきらめる。




何気なく寄ったウトナイ湖。駐車場は端っこが好き。うまく隣のクルマと離して停めればドアパンチ食らう確率が半分以下になるからです。




この湖の入り口には消毒マットがか敷いてあって徹底的に自然保護してる感じが伝わってくる。




美しいです。しばらくここでぼーっとしてました。




すぐそこにでっかい魚がいっぱいいるんですよ。逃げる様子も無く普通にそこにいる。なんだろ?鯉かなぁ?




白鳥もこの近さ。餌付けは禁止されてるのになぜか人に懐いてる。敵じゃない事を理解してるのかな?




湖の駐車場にはウマそうなモンがいっぱい売ってる。腹減ってるし、すげぇ食いたかったんだけど今日のメインイベントに備えて涙を飲んでガマンっ!




駐車場にアプリリアの125ccが停まってた。カッコ良い。ビッグバイクブームだけど、こういうのを手足のように振り回して思いっきり走る方が楽しいんじゃないかと思ってしまう。『GT-Rよりアルトワークスの方が楽しい』みたいな?(笑)




駐車場に停まってるロドスタが小さくて可愛いなって思ってしまった(笑)。軽自動車より小さく見えるよね。


コウトナイ湖を離れ、国道235号線を走って鵡川町へ!




ついにやって来ました! 夢にまで見た大野商店です! 聖地ですよ聖地!!(^o^) 大盛況でヒトがいっぱい!!



解説しよう。大野商店とは北海道の本シシャモを扱う老舗中の老舗。一般にスーパーに売ってるいわゆる『シシャモ』はカペリンというまったく別の魚で本シシャモの代用魚なのです。形こそ似てるが食ってみるとまったくの別モノで代用にもなってないと思う。

本シシャモのメスはしっかりと厚みのある身と腹に抱いた卵のバランスが絶妙、その身には上品で甘い脂が乗ってる。コレに比べると代用魚は皮と卵と骨だけに感じる。

そして圧巻はオスのウマさ。脂の乗った白身、香ばしい皮、しっぽの先までウマい。本シシャモを食った事無いヒトは是非食ってみて欲しいです。大野商店で通販もやってます。





一夜干しにしたシシャモを冷凍にして地方発送もやってくれます。私は過去に何度も通販で買ってるんですが、今回は現地ですから冷凍してない一夜干しを生で食えるわけですよ!(^o^)




店頭で干されてます。 お勧めはやっぱしオスですよ。メスはカペリンとの比較として食っておくべきですが、ホントにウマいのはオスだと思う。




串で買って店内で焼いて食います。




ホットプレートでじんわりと焼きます。表面にジワジワと脂が浮いてきて香ばしい香りがっ!(^^)




そしてついにキターーーーーーーーーーーーッ! ししゃも寿司!!! この時期にしか食えない貴重な寿司。実はコレが目的で来たのだっ!(^o^)

小さなシシャモの皮を丁寧に剥いで3枚に下ろし、小骨を手作業で取って寿司に。シシャモ寿司とシシャモ汁とシシャモ漬けのシシャモ三昧。




コレは絶品!(ioi) ナニにも例えられないユニークな味。 上品な甘みの白身魚。甘みと脂がとろける白身魚、そんなの他に食った事無いよっ! そしてシャリの握り具合も絶妙。形を保っていながら口の中でホロホロに崩れるシャリとシシャモの絶妙なハーモニー。寿司職人の腕も素晴らしいっ!

アカン、コレ、来年も食いたい。 読者の皆さん、コレを食わずには死ねませんよ。死ぬまでに絶対にコレは食うべきです。それくらいにウマい。北海道に行く機会が有ったらゼヒ食って下さい。いや、むしろコレを目的に北海道に行きたいくらいです。


このシシャモを食ってるところに北海道のロドスタオーナーズクラブ ROCK's の会長山本氏が乱入。 おぉ、初めまして、ツイッタでは何度か絡んでますよね(^o^)/

山本氏と一緒にシシャモなど食いつつ夕方になる。夕方になって他のお客さんが引き始めたところで、今度は大野商店の社長さんである大野氏も交えて談話。

そう、大野氏はロドスタ乗りなのです。Fire号を目の前にしてコンディションの良さに驚愕する大野氏と山本氏。 そして我々はお店のすぐ近くの大野氏ガレージにお邪魔させてもらう。




大野氏のロドスタ。フルカーボンです。フードパネルやロランクリッドとかフェンダなどの交換出来るパーツはもちろん本物カーボン製。クォータパネルやAピラーなどのモノコック一体の部分は本物のカーボンシートを貼って固めてある。カーボン風フィルムではなく、本物カーボン。変態です(^^;




Aピラーの仕上がり具合。




クォータパネルの内側の方まで立体整形です。すげぇ。




そしてこのガレージの設備も変態(^^;; 工具なんかほぼ全部 Snap-on ですよ。




このチャリンコもカーボン(笑)。 このガレージと自宅を新築するにあたってはウチの ガレージ建設 のネタをかなり参考にしたそうで、お役に立ててナニよりです。

ガレージでロドスタを前に話し込むロドスタ乗り3人の会話に終わりなんか有る筈も無く、気が付けば外は真っ暗。 コレからキャンプ場を探してテント張ったりするのも面倒なので、今日は苫小牧のホテルに泊まる事にする。




ドーミーインというホテルに到着。当日の夜になって電話して部屋を取ったら、定価より遥かに安いバーゲンプライスだった。スーパーのお惣菜が夜になると見切り処分されるようなモンか?

コレがかなりステキなホテルだった。サービスは良いし、天然温泉大浴場もある。



いろんなモノを充電したいのだが、部屋から出ると勝手に電源が落ちるのでカベに歯ブラシを挿した(笑)



屋台風の夜鳴きラーメンも無料サービス。




無料とは思えない普通のラーメン。岩海苔入りの醤油味でした。普通にウマい。


ラーメン食って天然温泉露天風呂に入って寝る。 二晩連続のホテル泊...。










2014年11月6日(木) 北海道ツーリング_4日目(10/18)

昨晩は風が強く、深夜に雨。寒い事を予測して対策して寝たら、夜中に暑くて目が覚めた。温度調整が難しい(^^;

今日は10時00分のフェリーに乗らなければならない。乗船1時間前にはエントリーしなきゃならんので逆算して行動する。朝5時30分起床。気温は低いが晴れてる。

時間節約の為に朝飯を省略して撤収。時間に縛られるといつもの旅スタイルを維持できない。




モヤヒルズキャンプ場のフロントで紹介された温泉 かっぱの湯 に行く。早朝から営業してて早朝割引も有る。朝6時30分なのにすごく混んでる。青森県民は朝風呂の習慣有り?(^^; みんなフロ入ってから仕事行くのかな? ・・・って思ったら、今日は土曜日じゃん。そか、休日の早朝にフロに入るのか。それにしても長岡では考えられないくらいの早朝からの混みっぷり。

若干塩素臭が有る循環の浴槽と掛け流しの浴槽が混在。それほど特徴的ではない普通のお湯って感じだった。



500円で朝定食が用意されてたのでそれを注文。コーヒー付き。 良くある普通の和食朝飯セットって感じ。500円で十分に満足したところで撤収。



雨の中を走ってドロドロのロドスタを綺麗にしたい。Google先生にコイン洗車場の場所を尋ねると、比較的近くに洗車場が有る。港からも近い。その洗車場に行ってロドスタを洗車。綺麗になったところで港へGo!




津軽海峡フェリー ブルーマーメイド号。でかっ!

全長4メートル以下のロドスタはフェリーでは割安なハズなんだけど、この津軽海峡フェリーでは単に【乗用車】にカテゴライズされてしまう。メルセデスS600でもロドスタでも同じ価格なのが悔しい(笑)。



フェリーに乗るのは20年位前に東京湾を横断するフェリーに乗って以来。わくわく。



デッキにいた兄ちゃん、赤いライディング用レザージャケットにライディング用と思われる厚手のデニムパンツを履いてる。

『バイクですか?』
『いやぁ、バイクで来たかったんですけど会社の旅行なんです、北海道がどれくらい寒いか想像出来なかったんで、一番暖かい格好と言えばバイク用かなと...(^^;』

おぉ、確かに。ライディング用のウェアが暖かいのは間違いないよね。しかし、会社の同僚の中で一人だけライディングウェアに身を固めた兄ちゃんは浮かないのかね?(^^;;;

『どうやって出港するんすかねぇ?』
『さぁ?』
『おぉ、ロープ外してる、手作業じゃん』

などと会話。



おぉぉ、スラスター付いてるのね? 真横に移動してるよっ!


若干曇りがちだった青森を離れる。



前方は晴れてます。 雨雲レーダによれば北海道にも雨雲は無いっ! 北海道到着は3時間半後です。


デッキにいたら北海道にいるMBW松崎氏から電話着信。函館から札幌までのお勧めルート情報など教えてもらう。


デッキに今にも死にそうなお姉さんがいる。暗い表情で一人でずーっと海を見てる。コレはドラマだったら死ぬパターンなんだけど(^^;;;




船内で長万部かにめし弁当を購入。一足先に北海道の味覚を楽しむ。




うん、なかなか美味いっ! 本物のビールが欲しいところだけどガマン。 メシ食って休んでたら社員旅行風の若い兄ちゃんとおっさんが話してた。

『デッキに死にそうなおねいさんがいるんですけど・・・。』

おぉ、他のヒトから見てもそう見えるのか(^^; メシ食ってからもう一度デッキに出たら、死にそうなオーラ全開のおねいさんがまだいた。大丈夫か? そこから落ちても誰も気付かないぞ?(^^;;;





船内モニターに船の現在位置が表示されてる。 海が荒れ気味で船は遅れているらしい。




こんにちは、函館! はじめまして、函館! 若干遅れながらも函館到着。めっさ良い天気!(^o^)





入港前に船倉のクルマに移動。下船待ち。今どうなってるのかまったく解らない。そしてトラックの排気ガスが臭い。死にそう。


この後、下船してすぐに屋根を開ける。そこから怒涛の走りで一気に札幌を目指す。 19時にススキノで松崎氏と待ち合わせ。間に合うのか? 地図上で3センチくらいだと思ってた函館〜札幌が実は300Kmくらい有ると知って驚愕。

道央自動車を走る。 対面通行で制限速度が低いんだけど、北海道ドライバは異常に飛ばす。 でもそれに付き合って捕まりたくない。 そんなに飛ばして捕まらないの? って思ってると、あっちこっちでバンバン捕まってる(^^;;

道央道を洞爺湖で降りて国道を中山峠方面へ。洞爺湖がとても美しい。紅葉も綺麗なのだが、この辺りで日が暮れて薄暗くなる。北海道は日没が早い。



中山峠から見た羊蹄山。酢晴らしい。美しいっ!


中山峠を越えて札幌市に侵攻。ススキノのホテルに到着するが、タクシーが道路を占拠しててホテルに近付けない。駐車場も解らずにホテルの前を通過してしまった。 ホテルに電話して駐車場を確認。カオスな週末のすすきのでウロウロするフルオープンの長岡ナンバーロドスタ(^^;;;

無事にホテルにログインして松崎氏と連絡を取る。そう、今回の札幌は松崎氏と飲むぞーっていう企画。 松崎氏とは仙台ハイランドで会ったり、山形で一緒に飲んだり、長岡のウチのガレージも見に来てくれた仲。北海道に来たからには松崎氏のガレージも襲撃しなければなるまい。

地下鉄すすきの駅で無事に松崎氏と合流。ここに古い友人の森氏も来てくれた。みんなで松崎邸にGo!




松崎亭にて、サッポロビールで乾杯っ!(^o^)


『北海道の食いモンって言ったらナニよ?』
『とりあえずジンギスカンだろ?』



ってわけで、松崎氏渾身のジンギスカン。モヤシとキャベツと肉をミルフィーユ状に重ねて蒸し焼きに。コレが美味いっ!(^o^) ビールが足りないよっ!




元山形住みの松崎氏が山形の銘酒を出してくれた。コレも美味い。スッキリして雑味無く吟醸香強めの酒。

飲み進んだところで変態ガレージへ。




ガレージ入った瞬間、キャブの匂いがする(笑)。 そこに有るのは空冷ビートルとロドスタ。 そしてシリンダブロックやピストンやらカムシャフトなどが散見される作業台。



右のボール盤にはフレキシブルシャフトが付いてる。このボール盤が驚きの高トルク高速回転。6mmシャンクのフレキシャフトでポート研磨バリバリっ!(^o^)




みんなで楽しく宅飲みさせて頂きました。遅くまで付き合ってくれたみんな、ありがとーっ!

松崎氏、森氏、楽しかったよーっ(^o^)/



で、私はホテルに戻るが、その前にやる事が有る。札幌に来て味噌ラーメンを食わずに帰るわけにはイカンっ!



札幌味噌ラーメン。ビールは自動的にサッポロビールが出てくる。ラーメンは美味いです。ただ、同等の味噌ラーメンは長岡でも食えるかなー。何気無く入った店のレベルが高かったのか、低かったのか、それは解らない。でも美味かったよ!

その後、ホテルに戻ってフロ入って寝ました。今回の旅で初のまともな寝床(笑)。なんか罪悪感が有るのはナゼだろう?(^^;







2014年11月3日(月) 北海道ツーリング_3日目(10/17)


3日目朝、6時30分起床。深夜に激しい雨が降っていた。バンガロー借りて良かった。朝の外気温8度くらい。冷たい雨だが、バンガローなのでそれほど苦にならず。




昨日炊いておいた御飯を軽く温めて卵掛け御飯と味噌汁という素晴らしい朝メシ(^o^)

朝飯を食ったら撤収準備。テント撤収は無いものの、大雨が降ってるので道具を車まで運んで積み込みをやるのが面倒。ちょっと荷物が多過ぎる(^^;; バンガローの中で荷物を広げて整理する。次回以降はテント内に運び込む荷物を最小限に出来るように分類をやり直した。そんなことやってるうちに雨が小降りになったので、一気に荷物をロドスタに搭載。搭載位置なども全部考え直した。



バンガローを撤収するときには自分で清掃をしてから出る。綺麗にしました。




Fire号の幌は新車から1度も交換してません。リヤウィンドも換えてない。でも綺麗です。水を弾くのは美しいんだけど、雨が降ってる時に車に乗り降りすると水がドバーって流れてきて室内に入るのが欠点(^^;



世話になった田沢湖キャンプ場を後にして9時に出発です。




朝の田沢湖です。 秋田犬見学所とか見たかったけど観光バスが山ほど来てたのでパス(^^;


田沢湖のすぐ近くで給油。 238Km/21L で燃費は 11.3Km/L です。山間部&峠の走行が多かったので燃費悪化ですね。






田沢湖から八幡平方面へ。紅葉が超絶美しいっ! これだけ見事な紅葉は過去に見た事が無いカモしれない。素晴らしい場所に丁度良い時期に訪れなきゃ見られない絶景ですね。


秋田に来たからにはどうしても寄りたかった玉川温泉に到着。




駐車場から近いトイレに行ったら金属部分が腐食してました。空気も酸性ですか?(^^;;




まずは玉川温泉自然研究路を歩く。とんでも無い量の熱湯が噴出してます。すげぇ。晴れてればあちこちの岩盤に寝転がってるヒトがいるらしいけど、冷たい雨なので誰も寝てません(^^;

この近辺やお湯はラジウム泉なので放射線量も高いらしい。ガイガーカウンタ欲しい。しかし、温泉の放射線だと健康的で、原発の放射線だと危険、なんて事は無いわけで、どっちも放射線。原発にキーキー言ってる放射能厨なヒトは温泉でもヒステリー起こすんだろうか?(笑)




奥の方に見える小屋がオンドル。暖かい岩盤の上に建つ小屋。中はゴザが敷いてあって寝転がってるヒトで満員。ルシウスを探したけどいなかった。




あちこちから亜硫酸ガスだか硫化水素ガスだか噴射してて危険。シュゴーーーーーって激しい音と共に噴出してる。 すごいパワーを感じます。



散策路を歩いて冷え切った体で待望の温泉へGo! PH1.2というとんでもない酸性のお湯なので、源泉50%の湯と源泉100%の湯が用意されている。それぞれに、ぬる湯、熱湯、など温度違いでも用意されていて、まずは源泉50%ぬる湯から体を慣らしていくのが作法らしい。しかし、50%でも体中がピリピリするほどの酸性。じっくり慣らしてから100%に入ったけど3秒で悶絶っ!無理です、無理。痛すぎる。(^^;;;

飲泉もやってみた。50%源泉を更に10倍くらいに薄めてるのにスポーツドリンクよりも濃い味がする。酸味が凄い。ちょっと砂糖を入れたらスポーツドリンクになるよコレ。すげぇな。

そんなわけで、温泉のパワーは十分に堪能したけど、酸性がキツ過ぎてゆっくりくつろげる温泉ではないですね。




温泉の食堂で昼飯を食う。秋田に来たからにはコレは食わねばなるまい。きりたんぽ鍋定食です。とても美味しかったですよ!(^o^)




このなんだか良く解らない山菜がすごく美味かったな。なんだろコレ?


公園散策して、温泉入って、きりたんぽ食って、十分に堪能して玉川温泉を出発。八幡平アスピーテラインとかも走ってみたいけど雨だし時間も無いので、国道を十和田湖方面に抜けて鹿角八幡平ICから高速に乗る。




青森県に侵攻。津軽ICで休憩。ここでレッツノートを起動してフェリーの運航状況や航路を調べる。深く考えずに明日朝の青函フェリーを予約。 予約しちまった以上、それに間に合うように行動するしかない。ツーリングマップルで青森港の位置を確認して周辺のキャンプ場を探す。

東北自動車道を黒石ICで降りて八甲田方面へ。R394 → R103 と走ってモヤヒルズキャンプ場へ到着。電源無しのサイトが500円。温泉も併設だったんだけど壊れて休止中だとかで近所の温泉を紹介された。




まだ明るいウチにテント張れた。焚き火台を使用しての焚き火やBBQはOKとの事だったので、とりあえずテントを張ってから青森市内買出しにGo!

しかし、BBQ的食材を買っておいて雨が降るとどうにもならない。雨雲レーダや天気図を見て熟慮の上、降らない方に掛けてBBQ的食材を買い求めた。



戻ってきたらすっかり暗くなってて、青森市街の夜景が美しい。





まずは火を起こす。キャンプでナニが一番楽しいって焚き火ですよ。焚き火が楽しいのって、人類100万年の進化の中で遺伝子に刻まれた記憶だと思う。




気温は9度くらい。




雨が降らないことを祈りつつ始める焼肉! 鶏モモ肉を塩胡椒とガーリック、そしてバーボンをブッ掛けてアルミホイルで包み焼きにする。鶏肉が焼けるのを待ちながら牛肉や豚肉をチビチビと焼きながらビール。




じっくり時間を掛けて炭火で焼いた鶏肉は箸で崩せるほど柔らかくて超絶美味っ!(^o^)




風が強くなり外気温は9度。 しかしテントの中はガスランタンとキャンドルランタンで18度まで上昇。 寒い時期はLEDランタンよりガスランタンが良いのです。

そして小学生でも寝ない21時20分に就寝。

明日は晴れると良いな...。









2014年10月30日(木) 北海道ツーリング_2日目(10/16)

二日目の朝。6時起床。夜の気温は8度だったが朝は10度くらい。


昨日の夜炊いた残り御飯をお茶漬けにして食う。ちなみに飯を炊くのに使ってるのはUNIFRAMEの不思議なめし袋。 真面目に炊いた方が美味いのはもちろんなんだけど、火加減とかナニも考えずに手軽に炊けるしフタが無いナベでもOKなのでとても簡単。翌朝の分と合わせて2袋使って炊けば翌朝は5分程度煮込んで温め直す事も出来る。とても便利に使えるので非常用に自宅に用意しておくのも良いと思う。



コーヒーを飲みながらのんびり撤収する。撤収1日目なので荷物の片付け方や積み方がイマイチ定まらない。



鳥海山の山奥から下界に降りてスタンドで給油。319Km/25.7L 燃費は12.4Km/Lです。Fire号はギヤ比がローギヤードなのでFire号の5速が普通のNA型ロドスタの4速に相当します。なので燃費は悪いっす(ioi)




電波が入る所まで来たのでメールチェックと必要な返信や連絡などを済ませる。ステアリングを外せるとPCを使うのがすごく楽です。




海側から見る鳥海山。せっかくなので鳥海ブルーラインを走ってみよう。




見事な紅葉。そしてラバーが乗った黒い路面。ドリフト族がいっぱい走ってると思われる。もちろん平日昼間なので誰もいない。




鳥海ブルーラインの頂上駐車場。ホントに誰もいない。風が強くて車から降りると寒い。ちなみに気温8度くらいであればオープンにしてても寒くは無いです。普通の格好に上着を着てる程度ですが、ヒータがガンガン効くので走ってれば寒くない(エアロボードは必須)。むしろ風が有るときは走ってると暖かいけど停まると寒い。




鳥海ブルーラインから見下ろす海岸線。とても綺麗です。遠くに大きな白いフェリーが見えた。

鳥海ブルーラインを秋田方面に下って46号線、7号線、日本海東北道をちょっとだけ走る。気温は朝よりもかなり上がって17〜20度くらい。




国道沿いで見つけた食堂で『ウマ辛ラーメン』を食う。ネギミソ風味のちょい辛ラーメン。酢が付いてきたんだけどどう使えと? ラーメンに酢を入れるのが秋田文化??

辛い味噌っちゅーとどこで食っても同じようなラーメンにしかならない。いや、ま、味が想像出来て失敗が無さそうだったから選んだという消極的選択だったんだけど。昨日の山形ラーメンの二の舞を恐れて...(^^;





ラーメンを食い終わって外に出てビックリ。オレの他に停まってる車すべてが前進駐車。この写真に写ってない反対側にも車はいっぱい停まってたんだけど、漏れなく前進駐車。バックで停まってるのオレだけ...。なんで? コレが秋田の文化なの?(^^;;;



そこから秋田の田沢湖に近い乳頭温泉キャンプ場を目指す。キャンプ場にテントを張ってから温泉に入ろうかなーって思ったら...。キャンプ場は営業終了(ioi)

うーん。とりあえず温泉に入ってこよう。




温泉に向かう道は紅葉のトンネルのよう。素晴らしく美しい...そして素晴らしく荒れていてFire号ジャンプしそう(^^;;




乳頭温泉郷 黒湯温泉。美しい紅葉に包まれた秘湯。黒湯と言うけど白い濁り湯で硫化物っぽい匂いの温泉。もちろん源泉ドバドバ掛け流し。露天風呂から見る紅葉は本当素晴らしかった。このままここに泊まっちまおうかなーとか考えるくらいの良い温泉でした。

ドライヤが無かったので濡れた頭のまま温泉を出た。湯冷めしそうなので屋根を閉めたまま田沢湖方面に下る。ここで冷たい雨が降り始める。ふっふっふ、フタを閉めたロドスタにとって雨など屁でもないわっ!

が、テントを張る段階になると雨はイヤなわけですよ(^^;;; 田沢湖の湖畔キャンプ場で受付。キャンプ場は500円くらい、コテージを借りると2500円くらい。むむむ。5秒悩んでコテージを借りた(^^;





10棟くらい有るコテージ、人が入ってるのはオレの他は隣の1ヵ所だけ。隣のコテージは山登らー風味な老夫婦。ここを拠点として滞在しながら八幡平など登山してるらしい。良い歳の取り方だなーって思ったよ(^^)





コテージ内部はこんな感じ。ナニも無いです。マットやシュラフなど必要なモノは全部自前の道具を使います。もちろん炊事も。炭火とか焼肉はダメだけど、普通の煮炊き程度ならコテージ内でやっても良いとの事だったので、炊事場に行かずに全部ここでやることにする。





鋳物フライパンでシウマイを焼く。コレに醤油をちょいと垂らして食う。そりゃもう絶品ですよ!(^o^)




寒いので鶏鍋を。ビールはキリンクラシックラガーです。




秋田で買った純米吟醸 『刈穂』です。まさに純米吟醸って感じでほどよい吟醸香と端麗辛口気味で新潟の酒と比べて違和感の無い酒でした。




鍋を食いながら日本酒を飲みつつ、隣ではサブのガスストーブを使って飯を炊く。




今回持ってきたストーブはこの2つ。25年くらい前に買ったEPIのガスストーブと、イワタニプリムス現行モデルのマイクロストーブ。どちらも火力はほぼ同じ。が、細い集中炎のマイクロストーブは中心が焦げるので焼き物には向かない。しかし、お湯を沸かす程度や煮物だと問題ないし、小型な鍋でも炎が外側に広がらないので効率的。

マイクロストーブは本当に小さくて200ccカップの中にすっぽり収まります。日帰りツーリングでラーメンとコーヒーとか、レトルト温めと『メシ袋』での炊飯程度なら十分に役に立ちます。メインが故障した時の予備としても有効なので持ってて損は無いですね。




バイクツーリングではどうしても持って行けなかった生卵を導入! ナベの残り汁に御飯と玉子を投入してシメの雑炊です。これが美味くないわけがないでしょーっ!(^o^)

腹いっぱいになれば眠くなる。まだ時刻は早いんだけどキャンプは早寝早起きのリズムが身に付いてしまう。シュラフに潜り込んで地図を見ながら明日の行き先を考えつつ眠り落ちる...

こうして2日目の夜が終わる...。







Akiary v.0.51