つぶやき...

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2006年4月4日(火) 初出動

今日は晴れた。先日は大雨だった。大雨で融雪剤も流れて道路の塩味も消えた。

というわけで、ちょっとだけロドスタを出してみた。と、言っても特にどこに出かけたわけでもなく、市内をウロウロした程度。 ちょっと電気屋に行ったり、メシを食ったり、駐車場に停める度に気を使う。出来るだけ離れた場所の出来れば端っこに停めるとか、汚いクルマの隣には停めない、とか。 ロドスタで用を足すと疲れるぜ...。

そんな用足しでもやっぱしロドスタで走るのは楽しいである。それが街の中の時速30Km/hでもスポーツカー的に楽しいのだ。


話は変わり、CDをオールMP3化する作戦はほぼ終わり、約200枚のCDがすべてMP3化されてHDDに収まった。こうなると物理的にディスクを探さなくても良いので、今まで面倒で聴く事が無かったアルバムも気軽に聴くようになった。聴きたかった1曲も探すのが簡単で、懐かしい曲を沢山発掘して聴いている。あー、音楽って楽しいな、と、再認識した次第。

MP3化を始めた初期は無知ゆえに失敗したのだが、中期頃からCDデータベースにアクセスしてID3タグを付けるようにした。買う買うと言っていたMP3対応カーステレオはまだ買ってないのだが、ID3タグが有るとやっぱし日本語表示対応のカーステレオが欲しくなってくる。買おうと思っていた機種は日本語表示に対応していなかった。日本語表示に対応している機種に的を絞って買うつもりでいたら、春にモデルチェンジしてしまった...(^^;

さて、どうしてくれようか? すでにダンボールに片付けてしまったCD、この大量のMP3、はやいとこMP3カーステレオが欲しいのだが、イマイチ欲しいと思わせる機種が無い...ロドスタと銀プレッサバンと同じ機種をまとめて買っちまおうかと思っていたのだが、ロドスタに付けても浮かないシンプルで黒っぽいデザインの機種は無いもんか? メッキだの電飾だのチャラチャラしたオモチャは付けたくないんだけどなぁ...。


2006年4月5日(水) MP3プレイヤ

MP3カーステを買うまでの繋ぎとして、SHARPのコレを買おうかと思った。小型で粋なデザイン、単四電池対応でしかもNi-MH付き、FMトランスミッタ内蔵。これは素晴らしいのでは? この超小型ボディを車内のどこかに投げておけばカーステレオで1GByteのMP3を聴ける。自転車やバイクでも聴ける。ガレージのラジカセでも聞ける。欲しい...。

↑ と、思ったのが1月頃の話。買おう。いや、待て、買う前に価格.comの口コミを見てみよう...。

そしてコレ買うのやめた(笑)。FMトランスミッタはヘッドフォンのコードをアンテナ変わりにしているようで、ヘッドフォンのコードをズラーっと伸ばさないとダメらしい。更に、そのコードの配置が微妙で、巧く置かないとカーステレオで受信するのは困難だとか。僅かな位置の違いで受信出来なくなるらしく、使い物にならんとの意見が多し。それじゃ意味無いぜ...。車載で使いたい目的で買って、必要の無いヘッドフォンを持ち歩き、そのコードをズラズラ伸ばして、それでも巧く設置しないと機能しない、それならこの商品の魅力は...?

が、友人Tがいつの間にかコレを買った(笑)。やはりヘッドフォンの置き場を巧く調整しないと受信しないらしく、コーナリングでズレるともうダメらしい。

デザインは良いし、企画も良いんだけど、実際に使ってダメなら意味無いなぁ...。欲しいと思ったんだけどなぁ。


2006年4月7日(金) 再びMP3

SHARPの製品を買うのはやめたが、MP3プレイヤは欲しい。 SHARP同様に単三乾電池か単四乾電池が使える製品が良い。専用電池はイマイチ好きになれない。

で、探してみてiriverのコレを買おうかと思った。付属ソフトを使うと、MP3ファイルの波形から楽曲を判別してID3タグを付けてくれる、というステキな事が出来るらしい。これは嬉しい。ID3タグを付け忘れたファイルとか、スカパーから録音したファイルとか、今後やろうと思っているカセットテープのMP3化など、これらのファイルを自動で認識してID3タグを付けてくれるなら誠に有り難い話である。このソフトを買っても良いくらいだ。

電気屋に行く...目的のiriver製品を見て、買う気を無くす(笑)。失礼ながら、あまりにもオモチャっぽい。これが1万円を越える商品なのか? と、疑問を感じる。モックアップなせいも有るが、どう見ても100円にしか見えない。つか、ナニかのオマケとかホントにオモチャにしか見えない(笑)。ま、モックアップだからホントにオモチャなんだけど。本物でも大して変わらないのではないかと言う雰囲気がぷんぷん。 欲しいと思わせるチカラはマイナス128倍。

となりを見る...iPodは面白そーだなー。専用アクセリの多さとか、専用スピーカとかすごいなー。ふむふむ、FMトランスミッタも小型で一体的なデザインで電源レスのモノも有るんだなー。アクセサリを選んでるだけでも楽しそーだなー。 しかし、専用電池がどうもねぇ...単三とか単四電池が好きなんだけどなぁ...。

と、そこに発見したのはっ!? iPod nano 2G が1.5万円!? おぉぉ? これならiriverのオモチャとほとんど変わらない価格だっ、SHARPの1Gだって2万円以上するぞ。しかもiPodは容量2倍の2Gだ。これなら専用電池でも良いカモ。欲しいカモ...

続く...


2006年4月8日(土) そしてiPod

iPod nano 2Gが1.5万円?!

実は箱だけ開封したが未使用の新品というヤツ。いわゆるB級品だろうか? どんなルートなのか知らないが、確かに中身は開封してない。本体も未開封のフィルムが貼ったままだし、ソフトウェアや説明書も未開封だ。金融モノか? これなら買っても良いかな? つか、「買え」という神の声が聞こえた(笑)。

さて、今まで専用電池が嫌いな為、良いのは解ってるし、アクセサリの多さも大きな魅力だと思いつつ、購入対象にしてなかったiPod、この価格だと急激に買う気になってくるではないか。クルクルホイールの使い勝手とか高精細なTFT液晶ディスプレイとか、他社製品を圧倒する魅力が有る。


そして買ってしまった(^^; ま、1.5万円なら2GByteのUSBメモリより安いもんな。これは買いでしょう!



そして、SHRP製品同様の自己完結型システムでFMトランスミッタ機能を使いたかった為、↑コレも購入。iPod nanoと一体になる超薄型のFMトランスミッタだ。装着してもまったく違和感が無い。アンテナ線も不用で電源も不用。素晴らしい。

これが実に使える。インプレッサバンでは車内のどこにおいてもOK。どこかに投げておけば受信する。

ロドスタはアンテナが無いので、専用アンテナを作製。センタコンソールのカーペット下に見えないようにアンテナ線を仕込んだ。これでiPodの電波を明瞭に受信可能。ガレージで実験したところ、ガレージ内のロドスタの車内に置いたiPodの電波を、ロドスタのラジオはもちろん、ガレージのラジカセや、外に停車しているインプレッサバンのラジオでも受信した。

問題はトランスミッタ使用時のiPod本体の電池の持ちだ。このトランスミッタはiPod本体から電源をもらっているのだ。再生時間が短くなるのは間違い無い。実験したら7時間再生した。まぁ、十分と言えば十分だが、ちょっと不安。1日のツーリングで終わってしまう。そこで、コレを買おうと思う。単三電池2本でUSB電源になる。これが有ればもうナニも問題は無いのだっ!

しかし、itunesの動作を理解するのにちょっと時間がかかった。フォルダとか階層構造とかファイル名とか、そういう概念は捨てないといけないんだな。

もしかして「I氏のつぼ」などの方が使い易いんだろうか? 使ってるヒトいます?



2006年4月9日(日) 寝る

近年に無いほどのエクサイティングな体調不良...(^^;

昨日の朝からゲリラ活動が活発化。更に激しい全身筋肉痛に襲われる。夜は思考回路が壊れ、どういうわけか、USBケーブルを1000本ほど買い込む妄想に襲われて眠れない。次々にUSBケーブルを買い込むが、どうしても納得できずに更にUSBケーブルを買い漁る。夢ではない、ハッキリした意識の中で脳波がUSBになっている。一晩中、思考はUSBケーブルに支配され、油汗をかきながらのたうちまわる...。なんだこれは?

朝起きる、熱を測ると37.5度。大した熱ではないが、平熱が低めの私にしてはそれなりの熱かもしれない。ゲリラ活動と発熱と筋肉痛に襲われながら、仕事に行く...。あうあう。

「まるやまさんっ、動きが不自然ですよっ!」
「まるやまさんっ、動きが鈍くなってきましたよっ!」
「まるやまさんっ、顔の形が変わってきましたよっ!」(おいっ!)

などと同僚から言われる...。がくっちょ。

もう倒れます、寝ます...。


2006年4月13日(木) 復活!

体調は完全復活。まぁ、多忙故の疲労感は有るが、ゲリラ活動や発熱などは終了。ビールも飲めるぜっ!

iTunesのその後。やっぱし馴染めないのと、どうしても理解出来ない動きがiPod側で発生するので、「I氏のつぼ」を入れてみた。ほほう、なるほど、などと思いながらI氏のつぼ側に新たなリストを作製し、iPodに転送しようとしたら、「容量が足りないかも知れんぞ」と警告される。ふーん、今入ってる曲は削除してくれないのか? えぃっ、と初期化。「データが消えるぞ」と警告されるが、消してくれよ、っと初期化。んで、もう一度更新しようとするが、再び「容量が足りないかも?」と言われる。なんのこっちゃ? まぁ良いからやってしまおう....「容量が足りませんでした」で終了。あら? んで? どうなったの? ...iPodの中身が壊れた(笑)。容量はいっぱいなのに、プレイリストも曲もアーティストもナニも表示されない。 iTunesからも更新出来ない。

iPodを初期化してまっさらにして、もう一度iTunesから普通に更新した。これで再び使えるようになった。I氏のつぼとiTunesを一緒に使うとダメなんだな...。

さて、その「どうしても理解出来ない動き」ってヤツなんだけど、iPodを初期化しても治らなかった。それは、iPod側のイコライザをナニに設定しても次の曲に変わるタイミングでclassicalになってしまうというモノ。オフにしようがフラットにしようがナニしようが同じ。設定した時は設定したようになるが、曲が変わるとClassicalに戻る。何度やってもダメ。ちなみにiTunes側ではイコライザはオフにしているし、曲毎にClassicalに設定してあるわけではない。いろいろ調べたけど解らなかった。いろいろやってみたけど、どうしてもダメだった...(ioi)

この対策方法が解るヒトいます? つか、この現象が他のヒトにも発生してるの? それともオレだけ?? (^^;


2006年4月20日(木) 耐久レースだっっ!

間瀬サーキットの耐久レースにロドスタで出る事になった。NA6CEなのだが、なぜか1500ccクラスに出れるらしい。 前回のレースで試しにロドスタでゲストが走ったら、シビックの1500ccより大幅に遅かったんで、ロドスタだけ特別に1600ccなのに1500ccクラスに出れる事になったらしい...。NA6ってそんなに遅いのか?(^^; コーナリング速度ならインテRとかシビックRより大幅に速いんだけどなぁ。

で、テキトーに落ちてたNA6CEをベースに、テキトーに余ってるパーツを寄せ集め、レーシングマシンを1台作る事になった。すでに内装を剥がして配線まで間引いて軽量化が進んでいるらしい。私の担当はブレーキキャリパのO/Hなどだ。エンジンコントロールコンピュータも作りたいところだが、残念ながらレギュレーションでノーマルECUに限定されている。ちっ、ECUがいじれれば13馬力くらい稼げるのにな。

足回りは私のASAを使うか、新規に製作するか? ロールバーは余ってるヤツを付ける。 マフラは私のN1マフラを付けるか? それとも2寸管にするか? ブレーキはキャリパO/Hと新品ロータに特注の耐久用パッドで。 タイヤは新調し、ホイールはテキトーに余ってるヤツを。

ドライバ4名+メカニックやサポートや炊事係(?)など、メンバーは多数集まるだろう。私の担当はドライバとメカニックとカメラマンかな? マシンのシェイクダウンは5月13日の予定。

いやぁ、面白くなって来たねっ!


2006年4月24日(月) 耐久マシン製作記

耐久レース用のマシン製作だ。すでに軽量化作業は進んでいる。剥がしたアンダコートは1.8Kgに及び、まだ剥がして無い場所も有る。フロアカーペットも6〜7Kgくらい有りそうだ。カーペットとアンダコートで10Kgはいけるんじゃないのか? もしFire号にコレをやると夢の900Kg以下を実現できるだなぁ。 他にはP/Sを外して重ステ化も済んでいる。


軽量化作業が進む室内。配線を間引いたりアンダコートを剥がしたり...

さて、今日の私の作業はブレーキキャリパのO/Hを含むブレーキ全般の整備だ。


外した4輪のキャリパと私のKONI-ASA足だ。足はコレを使う。とりあえず筑波で7秒を出した足をそのまま付ける事にした。間瀬だと超オーバステアが出るカモしれない...(^^;


ブレーキキャリパをバラバラにする。ロドスタのブレーキ組立は非常に特殊なスキルを要求される。一般の整備工場のプロサービスマンではちゃんと組み立てられないハズだ。松田のディーラサービスマンですらマトモに組み立てる事は出来ない。 組み立てた本人は失敗している事に気付かないのだ。プロに任せても安心出来無いのがロドスタのブレーキなのである。ナニが難しいかって?とてもじゃないが文章では書き切れないのでここでは省略させて頂く。


左フロントの足回り分解で大きなトラブルが発生。ダンパの下側ネジがサビ付いて抜けない。ナットは外れたのだが、ボルトとブッシュがくっついて抜けてこない。いくら叩いてもビクともしないし、ラスペネも効かない。 結局、写真のようにダンパとロアアームとアッパアームを全部一体で外し、プレスで押してネジを外した...。


無事に組みあがったKONI-ASAとブレーキシステム。 ブレーキキャリパはO/Hしてピストンもダメなヤツは交換した。パッドは耐久レース用に特注製作したメタル系パッドで750度?くらいまでいけるヤツだ。ブレーキロータは新品に交換した。アライメントはキャンバ目一杯であとは成り行き(笑)。

エキマニはレギュレーションでノーマルになるのだが、マフラはどうしようか? パワーで選ぶなら2寸管だろうけど、やっぱN1マフラの方が気分が盛り上がるよねぇ(笑)。N1マフラにしようか?(^^;

そんなところで今日の作業は終了。 どうなることやら? シェイクダウンは5/13の間瀬だっ!


2006年4月25日(火) iPodへの道

iPodのその後。なぜかiTunesでCDのリッピング出来ないとか、iTunesからiPodを認識しなくなったりとか、苦労が積み重なる...なぜだ? (--#

CDリッピングが出来ない件は、ちょっと強引な技を使ったら巧く動き、なぜか一度動いてからは普通のやり方でも動くようになった。なぜだ?(--#

iTunesをアップデートしたらiPodをまったく認識しなくなったのは困った。マジで修理に出すか捨てようかと思うほど苦労した。3台のマシンにiTunesを入れて繋いでみたが、どのマシンからも認識しない。iPodの初期化も出来ない。前回問題が出たI氏のツボは、その不具合を解決する為にiPodを初期化してからは使っていない。 iTunesから認識されない事には使い物にならない。どうにもならない。違うマシンから初期化を試みるが、それも不可能。なぜだ?(--#

で、エクスプローラからiPodを見るとフォーマットされていないHDDとして認識されている。アクセスしようとすると「フォーマットされてません」と言われる。うーん、Windowsからフォーマットしても良いんだろうか? iPodのシステムファイルとか壊してトドメを刺すのではないか? しかし、このままではどっちみち修理に出すか捨てるしかないので、えいっっとWindowsからフォーマット。 そしたら、初期化されていないiPodとしてiTunesやiPodアップデータから認識されたっ!

いあやぁ、iPodって苦労するんだねぇ...え? オレだけ?(^^;;;;


インプレッサバンではダッシュボードに置いて使っている。アンテナがルーフ後端なので入り難いかと思ったが、ほぼ問題無く受信する。


ロドスタではここに置く。このカーペットの真下に内蔵アンテナが仕込まれているのだ。これは抜群の受信感度。


ウチではこうだ。山葉のアンプと山葉のスピーカに接続している。

ガレージではラジカセの前に置いて使っている。便利だ。

その便利なFMトランスミッタ、なぜかイコライザが強制的にClassicalになってしまうという謎の問題が発生していた。ClassicalだとFMのダイナミックレンジを越えてしまうのか、或いはiPod側のアンプの限界なのか、デジタルなイコライジングの限界を超えるのか、理由は良く解らないが音が歪みまくって聴けたもんじゃない。仕方ないのでiPod側のボリウムを極端に下げて、受信側のボリウムを上げるしかない。それでもR&B系のソースだと歪んでしまう。聴くに耐えない...(--#

この件をトランスミッタのメーカに問い合わせたら、「仕様です」とのお答え。が、説明書にもWebにもFAQにも載っていない裏技で、イコライザをオフにする方法を教えて頂いた(サイドボタンを4回連続で押し、EQを選んでOFFを選ぶ)。イコライザを強制的に「Classical」にするか、「Off」にするか、のどちらかしか選べないのだが、offにすれば歪みは発生しないし、音質は一番良い。コレで受信側で音質調整すると素晴らしく良い音になった。一時は捨ててしまおうかとも思ったトランスミッタだが、イコライザをoffに出来る事が解って大満足。ちなみに、この仕様に関してはサポートからメーカに改善要望として上げておくとの事。更に説明書の改善やWebでの情報提供も考えるとの事。最初から説明書に書けっつーの。

やっと快適なiPod環境が揃ってきたかな? 長い苦労の道程だったなぁ(^^;;;

検索用: forcal point computer フォーカルポイントコンピュータ iTrip nano いや、イコライザ強制Classicalの問題で苦労してるヒトがいるかと思って...(^^;


2006年4月26日(水) オイル

いつも使っているオイルを20Lペール缶で買った。このオイル、もう18年くらい前から使っている。同じメーカの同じ銘柄のオイルなのだが、時代に合わせてどんどん変わっている。この18年で...

SG 15W-40
SH 15W-40
SJ 15W-40
SL 10W-40
SM 5W-40

と変化してきた。時代がソレを求めているのは解るが、15年前のロドスタはそんな柔らかいオイルを求めてはいないのだよ(笑)。10W-40になった時にもうこのオイルをやめようかとも思ったのだが、サーキットで使っても問題無かったので継続使用を決断。が、ついに5Wになってしまった...上が40だから良いのだろうか? このオイル、上が40のわりには根性が有るようで、上が50のオイルに比べても高温に強く、油圧も下がらないしラッシュ音も出難い。高温時の特性は他社20W-50のオイルに比べても負けてない。 しかし、個人的に下が柔らかいオイルはどうも好きになれないのだが...。さて、これを使ってみてどうなることか?

ロドスタは冬の間、始動後数分間はラッシュの音が出易かった。停止時間が長いのでHLAが潰れたのかと思っていた。ところが、春になって始動間隔が短くなってもやはり始動後数分間のラッシュ音が出やすいようだ。オイルが完全にダメだなと思った。実は筑波を走ってから交換してないのだ(^^; 筑波の後、ミニサーキットでちょっと遊んで、あとはツーリングや軽く峠を走った程度。更に冬の間の始動で一気に劣化したか? ラッシュ音が消えるまで回しても、一旦停止して数分後に始動するとまた音が出る。やっぱサーキットを走ったオイルはすぐに交換するべきなのだ。

で、問題の5W-40オイルに交換したら、一発で治った。ラッシュのエア抜けは良いようだ。このオイル、悪くないカモ。あとは油温100度を超えたあたりでどうなるか?

ロドスタってオイルに関してシビアだ。ラッシュの音の出やすさや、油圧計の動きなど、一般のドライバでもオイルの差を敏感に感じ取る事が出来る。だからロドスタオーナはオイルに煩い。それぞれのヒトで同じオイルに対する評価が大きく分かれる。なぜか? それは常用する温度域によって合う粘度がまったく違うからである。

街乗りメインのヒトは、ちょっと柔らかいオイルの方がラッシュのエア抜けが良いようで、10W-30くらいのオイルが好まれる。峠やサーキットで過酷な走り方をするヒトは、高温時の油圧を確保出来る硬めのオイルが好まれる。15W-40や20W-50などの硬めのオイルだ。5W-40や5W-50などのワイドレンジオイルはその両方の特性を合わせ持つハズなのだが、実際にはどうなのだろうか? 私は5W-40よりも15W-40の方が好きだし、20W-50でも良いと思っている(笑)。

さて、今回の5W-40はどうなのだろうか? この銘柄の高温特性と極圧性能に関してはとても素晴らしい実績が有るのだが...?


[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]
Akiary v.0.51